じゃ、いつ食べるの?今でしょ!!S・Kの暴挙

「あー、なんかもう面倒臭くなってきた!結局いつ食べるんすかー?太一君、もう俺ヘトヘトなんすけど。ちょっとエネルギーチャージしてきます」
 皆、疲労困憊だった。そんな中、S・Kは徐に立ち上がり、講堂の隅にある自分のバッグの中からカロリーメイトを取り出してムシャムシャと頬張り始めた。
「こういう時のために買ったんで。N・T君もどうぞ」
「今、食うのかよ」
 既に睡魔に見舞われているのか、胡乱な眼差しながらもN・TはS・Kから差し出された一袋を受け取って食い始めた。私、T・M、N・Hは一連のやり取りを傍観していた。
「ところで、今日って何曜日だ?」
「月曜」
 一週間の始まりでもある月曜日は正に打ってつけだ。
「あ、それ良いかもね」N・Hも。
「そうしよう」とT・M。
「休み明けってタダでさえ気分が沈みがちだしな。賛成」
「何曜日でもいいっすよ。俺はもう眠いっす」
S・Kはもう何もかもどうでも良さそうな言い草だったが、最終的にS・Kの素行も手伝ってか、多数決どころかほぼ満場一致で、今この瞬間から毎週月曜日に限りジャンクフードが解禁される運びとなった。
まだ少しばかりの背徳感は残っていたものの一連の流れをN・Mに伝えようと、私は渡り廊下であまり物音を立てないよう忍び足で居間まで走り抜けた。
「N・Mさん、お菓子の日は月曜日に決定しました。休み明けと言うのは只でさえ気分が沈みがちなのでそこをうまくカバーしようと言う理由で」
「はい分かりました」
 N・Mは早口で吐き捨てるように言うと新聞を丁寧に折り畳んで卓上に置き「まだろくに働いてもいないのに仰々しいヤツらだ」とでも言わんばかりに二階の書斎へと上っていった。
ポリピュアで本当に髪が生えるのか?